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大人げない夫にきょうだいゲンカ!家庭での子育てはココが難しい

 

ベテラン保育士でも、「保育と育児は違う」と言います。私は仕事柄、いろんな職業の方に出会うのですが、学校や習い事の先生や保育士といった「子どもと接する仕事」の方のお話にも多く触れてきました。

 

そんな中感じるのは、仕事として子どもを育てようとすることと、自分の人生に子どもを招き入れることは、一緒ではないんですよね。

 

仕事で子ども達をたくさん見てきたからといって、自分の子育てが順風満帆にいくわけではないようです。

 

その理由の一つに、「環境の違い」があると思います。

 

家庭という場所は、みんなが主役の場所。(うーん、言い方にムリがあるけど)

 

お父さんもお母さんも子どもも、もしいればおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなゆっくりしたいし楽しみも持っていたい。

 

ひと昔前なら、「家長が一番!」だったのでしょうが、それも崩れてきてる昨今。私の子どもである、三人兄妹の末っ子(3歳女児)にちょっと感動した話です。

 

 

 

 

【目次】

 

 うちの夫がまたやらかしました

3歳→4歳への成長

 家庭のいざこざのいいところ

 

うちの夫がまたやらかしました

 

結論からいうと、昨日我が家で起こったことは、大人の私には違和感があったんです。でも3歳児は受け入れた。どんなことかというと…

 

昨日は夫+子3人が休みで、私だけ仕事で外出だったんですね。夫は子どもを連れて、近くの海に遊びに行ってくれました。

 

 

 

そこで、いいものを食べたらしい。その話題を夜、夫が3歳児にふりました。

 

「今日なにを食べたか、お母さんに教えてあげなよ」

 

しかし3歳児は、何も答えません。答え方がわからなかったのか、なんのことか忘れちゃったのか?私は特に返事をせずに、待ちます。夫はせっつきます。「ほら、ほら!あれ食べただろう?」

 

...で結局、最後まで3歳児の口から聞くことはできなかったんです。ここで夫の機嫌が少し悪くなる。食事が終わり、いつもより厳しめに「ごちそうさまを言いなさい」と叱られる。

 

そしてタイミングの悪いことに、トイレでの失敗(なぜかウ○チが一粒(笑)落ちていた)を長男によってバラされます。「○○がウ○チ落としとったー!やーい!やーい!」

 

ここで夫が加担。その失敗を責め、さらには数時間前に起こった「手洗いの順番を抜かしたこと」を責め始めてしまいました。

 

子どもって思い通りに動いてくれないことが多々ありますが、大人がどのくらい許せるか?っていうのは波があるものですよね。今日の夫はオオシケだった様子。

 

そのあいだ長男は「やーい!やーい!」と調子に乗ってはやしたてます。

 

 

 

 

「父さんも長男も、言いすぎよ」と私が言うのと、3歳児が泣きだすのは同時でした。(写真は本人じゃない)やーさすがにかわいそうだった。よしよしする私に向けられる非難の目。やれやれ、どっちが子どもなんだか。

 

でもここから、すごいんですよ!ひとしきり泣いたあと、歯みがきタイムになったとき。うちでは仕上げ磨きはお父さんがやることが多いんですが、3歳児は心をキッチリ切り替えたのです。

 

甘えた声で「お仕上げしてくださ~い」

 

と言いながらニコニコとお父さんにすり寄っていったのです。

 

 

 

●許す

●切り替える

●独自の関わり方(ここでは甘え声)で切り開く

 

 

このコンボが見れた!子どもは柔軟性があると言いますが、なかなか華麗でございました。

 

その締めくくり方を見て、なんというか…「今まさに成長を見れたわ!」と、母ちゃんはグッときましたね。

 

 

 

 

 

3歳→4歳への成長

 

3歳ごろの子どもは生活の中で、マナーやルールをわかっていきます。

 

でも、自分と他者がぶつかることもある。ケンカやいざこざになったり、イレギュラーな出来事(普段とは違う流れ)に出くわしたり。

 

そんな中で「相手には違う思いがある」「いつもと違うこともある」

 

そんなことを学んでいくうちに、不安→前向きに切り替えができるようになったり、相手の言い分をきこうとしたりするようになっていきます。

 

 

 

 

「今日何を食べたの?」と聞かれ、うまく答えられなかった。その気持ちをくみ取ったり、こんなふうに言えばいいんだよと教えたり、そういう「子ども中心」ではいられない時間が多いのも家庭

の特徴。(しっかり関わってあげられてる家庭は、それはそれですばらしい)

 

家庭っていう場所は、みんなが主役ゆえにみんなが主張しあう場面がありますよね。そんなとき、「私はどうふるまえばいいんだろう」と迷うことがあります。だけど今回の3歳児を見てると、

 

子ども自身が持つ力は、実はすごくしっかりしていて、実は頼れるものなのかもしれない。子どもの力は実はすごい。と思った。

 

 

 

 

 

家庭のいざこざのいいところ

 

みんなが主張しあう場面は、折り合いがつかなくて収拾つかん!となりやすいのが、難しいところ。

 

でもそういう葛藤から成長する姿を間近で見られるというメリットもある。

 

子ども自身が、傷つき→切り替えて→次の場面に進めるようになる こんな成長はきっと、毎日何かしら起きてるんだろうな。人生3年しか生きてないからこそ、新鮮なこともたくさんあるだろうし。

 

日常生活もキラキラした目で送ってますよね。スイカなんか出すと、めっちゃ喜んでくれますしね、そんなに喜べて逆にうらやましい。

 

しっかり目ひらいておかないと、見逃してしまいますね。

 

 という今日の気づきでした。また書きます!

 

 

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

 

正しい知識とゆとりある心で

自分に、そして子どもに

 

接してあげるきっかけを、

保育・体づくりの観点から

お伝えしています。

 

 

3人育児しながら、0歳から託児OKのリラクゼーションサロン「リンパケアサロンおててつないで」を楽しく運営中。

 

 

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