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【子育て基礎知識】排泄する力(トイレ)はどんなふうに発達していくの?年齢別にざっくり解説!(0歳・1歳・2歳・3歳・4歳・5歳) 

 

こんにちは。保育士セラピストまやです。

 

「トイレで排泄をさせる」大きな壁に感じる人も多いテーマです。私も初めての育児の時、やみくもに早ければ早いほうがいいのかと思って、生後6ヶ月からおまるに座らせてました…

 

それはそれでいいのですが、おおよそどんな流れで進んでいくのか?発達の流れを知っておくと、不安はもう少し和らぎます。

 

この記事では0~6歳の排泄する力を、保育士目線で解説します。ぜひ参考にして、楽しく子育てするヒントにしてくださいね。

 

では年齢別に解説していきます♪

 

 

 

 

0~6歳児の発達の流れは、他の項目も見れます

 

 

 

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。

 

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子どもの発達を知ることは、子どもを理解し、そして親子がともに気持ち良い暮らし方にも深くつながります。

 

0~5歳児の発達の流れを見ていきますが、ここに紹介するのはあくまで目安です。発達には個人差があります。

 

 

0歳児の排泄する力

 

生後6ヶ月未満の乳児は、膀胱に尿が一定量溜まると自然に排泄する時期。そのため授乳後には必ず排尿します。このころはまだ泣いて知らせません。

 

お乳を飲んだあと、そのつどオムツを替えてもらうことで、濡れた気持ち悪さがわかるようになります。だんだん泣いて知らせるようになります。

 

オムツがぬれたときに、「気持ち悪いね、替えましょうね」と声をかけられ、おむつ交換を繰り返し行う。すると濡れた時と乾いたオムツの時の感覚がわかるようになります。

 

投げ座り(足を投げ出して座る)ができるようになるとおまるに座ります。

 

 

1歳児の排泄する力

 

 

排尿の間隔がほぼ決まってきます。適切な声かけなどで良い条件反射がつき、排尿を知らせるようになります。

 

一人歩きができるようになると、脳と膀胱との神経がつながります。なので尿意を感じるようになり、態度や言葉で知らせるようになります。おむつを外し、おまるに座らせ、タイミングが合うと出るようになります。

 

「出たね、気持ちいいね」などと、認めたり褒めたりすることを繰り返すと、良い条件反射が身に付きます。

 

排便は顔つき・表情などを見て、応答します。

 

 

2歳児の排泄する力

 

膀胱に尿が溜まったり、直腸に便がおりてきた不快感がわかり、排泄したときの気持ちよさを完全に知ります。

 

膀胱の括約筋(かつやくきん)が強くなり、尿が充満しても、少しの間は我慢できるようになります。

 

遊びに夢中で漏らすこともありますが、尿意を感じたら言葉でまわりの大人に知らせたり、促されてトイレで排泄できたりするようになります。そして気持ちよさを実感します。

 

昼間はパンツで過ごすようになり、夜寝る時もおむつ不要の子どももいます。

 

排泄後はペーパーで拭こうとします。

 

 

3歳児の排泄する力

 

促されなくても、尿意を感じたら1人でトイレに行き、パンツを全部脱いで排泄するようになります。

 

生活の見通しが持てるようになり、食事前・お昼寝前・何かの活動する前・散歩に出る前など、「おしっこをしておこう」と自分で判断したり、まわりの大人に促されて排泄を済ませるようになります。

 

ほとんどの子どもがトイレで排泄しますが、足腰の発達の個人差の影響で、和式便器の姿勢が取れない子どもが見受けられます。サポートが必要です。

 

 

4~5歳児の排泄する力

 

足腰や腕、手先の運動機能が発達し、排泄に伴う様々な動作は、不自由なくできるようになります。

 

大便後の始末や女の子の小便後の始末が、1人でできるようになります。我慢するなどの自己コントロールができ、排泄の習慣はほぼ自立するようになります。夜尿症も5歳になると、ほとんどなくなります。

 

また排泄に伴う社会的なエチケットやルールをわきまえて、ドアをノックする・排泄後は水を流す・スリッパを揃える・手洗いをするなどを行います。

 

 

さらに具体的な方法はこちらで

 

ここまで乳児~幼児期の「社会で生きる力」について解説しました。読んでいただいた通り、自然と身に付くものもあれば、まわりの大人の働きかけ(言葉がけや時間や空間を用意する等)が必要なものもあります。

 

育児は「これでいいのかな?」「他の人はどうしているのかな?」と不安になることも多いもの。一つ一つを解消していくのも不可欠ですが、自分の育児がどこへ向かっているのかを自覚して、根本的なことを知っておくことが大切です。

 

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