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【子育て基礎知識】着替えはどんなふうに発達していくの?年齢別・衣服の着脱(0歳・1歳・2歳・3歳・4歳・5歳) 

 

こんにちは。保育士セラピストmayaです。

 

子どもの服を脱いだり着たりすることは、毎日の生活の中で欠かせません。赤ちゃんの頃は「何を着せればいいのだろう?」と迷いますし、子どもが成長してくると「スムーズに脱いだり着たり、できるようになってほしい」と思いますよね。

 

何気なく行っている衣服の着脱には実は、心の成長につながる大きな育みポイントが隠れています。ぜひ本記事を読んで、子どもの衣服の着脱を通じて、楽しく子育てするヒントにしてくださいね。

 

では年齢別に解説していきます♪

 

 

 

 

0~6歳児の発達の流れは、他の項目も見れます

 

 

 

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。

 

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子どもの発達を知ることは、子どもを理解し、そして親子がともに気持ち良い暮らし方にも深くつながります。

 

0~5歳児の発達の流れを見ていきますが、ここに紹介するのはあくまで目安です。発達には個人差があります。

 

 

0歳児の着替え

 

オムツが濡れたり、汗を書いたりした不快感を、0歳の赤ちゃんは泣くことにより大人に伝え、介助されて着替えます。

 

脱ぎ着は、子供の自立心や感覚運動機能を育てることができます。理屈ではなく本能を刺激する部分。子供の体を守る大人側は長期にわたる世話を行います。

 

濡れたり汚れたりしたものをさっぱりとしたものに取り替えてもらう。そんな心地よさを感じたり、暑さ、寒さ、活動に合わせて着替えさせてもらうことで、関心を引き出したりします。

 

 

1歳児の着替え

 

自分のものと人の物のとの区別がつき始め、パンツや靴下を脱ぐことに興味を持ちます。

 

入浴、食事など好きな活動を「これから○○するんだ」と前もって知ると、自分から動こうとして、脱ぎ着に協力しようとするようになります。例えば自分から袖に手を通そうとしたり、足を上げて能動的な姿勢を取ったり。少しずつ大人の介助もラクになってきます。

 

靴下は偶然引っ張って脱げたことから、興味を持って脱ぐようになります。パンツは立って下へずらしてから→座って引っ張って脱ぎます。靴も脱ぐようになります。

 

 

2歳児の着替え

 

大人に援助されながら、パンツ・帽子・靴など、簡単なものを身に付けようとします。

 

促されて、来ているものを自分から脱ごうとします。ですがスムーズにできず、助けられながら全身を動かす。そうしているうちに手足の動かし方を知っていきます。

 

子どもが扱いやすいのがスナップ。スナップを引っ張って、偶然外すことができた!そこから興味を持ち始め、よく見て1つずつ外すようになります。

 

パンツは立ってはけるようになります。

 

 

3歳児の着替え

 

帽子・服の前後・靴の左右に、注意するようになります。脱いだ衣服を表に返すことができます。

ズボンの後ろを腰まで引き上げて着れるようになります。また上着を前から後ろへかぶって、片手ずつ通して1人で着れるようになったりします。それには握力がしっかりしてきたり、体のバランスが取れて来たりするなど、運動機能の発達が関連しています。

 

促されて、遊びの場に適した服装や、帰宅時などに、衣服の調節をしようとします。また教えられ、服をたたむことができます。

 

 

4歳児の着替え

 

見えるところのボタンが止められるようになります。着ているものを、全部脱ぐことができます。

 

毎日の生活の流れの中での、衣服の脱ぎ着や薄着の習慣の意味や方法が分かり、順序よく自分で身支度しようとします。汚れた物を着替えたり、気温に応じて自分から調節したりしようとします。

 

きょうだい・友達が自分でできない後ろボタンや肩のスナップなどを、手助けする姿が見られます。ボタンの留め外しができます。

 

 

5歳児の着替え

 

脱いだ服をきちんとたたみ、決められた所へ整理します。

 

生活の流れを理解し、指示されなくても衣服の脱ぎ着がスムーズにできるようになります。汚れたり濡れたりしたものは自分から着替えたり、気温や活動に応じて衣服の調整をしたりします。

 

手先が器用になってくる頃ですので、ひもの固結びや蝶結びができるようになります。

 

好きな色・デザイン・組み合わせなどを工夫し、着こなします。

 

 

さらに具体的な方法はこちらで

 

ここまで乳児~幼児期の「社会で生きる力」について解説しました。読んでいただいた通り、自然と身に付くものもあれば、まわりの大人の働きかけ(言葉がけや時間や空間を用意する等)が必要なものもあります。

 

育児は「これでいいのかな?」「他の人はどうしているのかな?」と不安になることも多いもの。一つ一つを解消していくのも不可欠ですが、自分の育児がどこへ向かっているのかを自覚して、根本的なことを知っておくことが大切です。

 

保育士セラピストまやのLINEでは、自分の育児に自信が持てない方へ向けて、ママ自身の幸せと子どものココロを一緒に育んでいくための情報を配信中です。内容は、今まさに幼児三人を育てる私が「これは知っておかないと不幸せになるかも」と思う子育て・暮らし・体づくりのこと。

 

 

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