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育児は育自ってホント?! 人生に必要な7つの力を育てる方法

 

こんにちは。保育士セラピスト麻耶です。

 

子育てのゴールはどこ?何が正しいの?と迷った経験はありますか?

 

子どもが未来を生きていけるように、習い事をさせたり進路を考えたり。パートナーと意見がぶつかり合うこともあるかもしれませんね。

 

 

 

では、どんな力があれば子どもは生きていけるのでしょうか。

 

生きやすい人生を歩んでもらうために必要なことはなんでしょうか?

 

お伝えすることは「こんな時はこうすればよい」という小手先のテクニックではなくて、本質的な考え方です。

 

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。

 

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何を目指して子育てをしていけばよいでしょうか?

 

子育てには正解が無いと言われますね。それはどんな形で現れるかわからないから。

 

どこを切り取るかでも答えは変わります。社会人デビュー?結婚するときか?死ぬときなのか? 人生全体を見るために、こんなイメージをしてみましょう。

 

 

 

 

子育てには正解が無いと言われますね。それはどんな形で現れるかわからないから。

 

どこを切り取るかでも答えは変わります。社会人デビュー?結婚するときか?死ぬときなのか?  人生全体を見るために、こんなイメージをしてみましょう。

 

 

 

 

人生は大きな木です。

 

たくましく上へ伸び、枝をいっぱい広げて多くの力を得て、豊かな実をつける。  伸びるのは身長だけではありません。人脈、心、個性、スキルなど人によって差が出る部分です。

 

枝は手。葉が光や水分を受け止めるように大きく広げて、いい影響を受けて自分に反映させていきます。

その結果に実る花や実。それは例えば、まわりの人の笑顔、財産、教養、美しさなどです。あなたが我が子に実らせたいものは何でしょうか?

 

 

 

どんな天候でも咲けるように、いい実をほしいだけ実らせることができるように、土台をつくってあげること=それが親ができることだと私は考えています。

 

言い換えれば『その人らしさ=オリジナリティーのある人生を、その人自身が主体的に歩んでいけるようになること』

 

 

生きる上で必要な伸ばしてあげたい7つの力とその理由

 

大きな木のように豊かな人生にするために、どんな力が必要なのでしょうか?

 

必要な力として次の7つをご覧ください。次の7つはいろいろな場面で必要になります。

 

 

好奇心、探求心、自発性、親切心、自尊心、道徳心、価値観

 

言葉にするとなんて難しそうに見えるんでしょう!笑

 

詳しく見てみましょう。

 

 

 

好奇心・・・初めてのことや知らない世界に対して興味が持てる

探求心・・・興味関心があることを楽しみながら深く掘り下げられる

自発性・・・やりたいことを実現するにはどうしたらいいか自ら考えられる

親切心・・・相手の立場を察し、相手のために自ら行動を起こさせる

自尊心・・・ありのままの自分を受け止め、自分を信じてチャレンジできる

道徳心・・・いいことと悪いことの判断ができる

価値観・・・自分の信念を持ちながら、相手の考えも認めることができる

 

なぜ7つの力が必要なのでしょう。

 

例えば一つの恋愛だと、こんな感じ。

 

 

好奇心・・・新しい職場で出会った美形のA君。どんな人なんだろう?

探求心・・・私と同じく映画が好きみたい。どんなジャンルが好きなんだろう?

自発性・・・仕事以外の顔も見てみたいな。食事に誘う?飲み会企画しよっかな。

親切心・・・今任されてる仕事、大変そう・・・誘うのは終わってからにしようかな。

自尊心・・・なんだかんだで好きになっちゃってる!?頑張れ私!勇気を出して!

道徳心・・・思いを伝えたいけど・・・職場の輪を乱すことになっちゃうかな。

価値観・・・仕事も大事!私の人生で好きな人と過ごすのも大事!A君はどう?

 

書きながらワクワクしてきましたよ、新しい恋愛のときめきを思い出します^^

 

先ほどの枠の赤字を見てください。  恋愛が進むためにはいろんな力が必要になるようですね。

 

恋愛に限らず、仕事や部活などいろんな場面で必要になる7つの力です。 いろいろな場面で人は、選び、周りと交わり、その人らしい人生を自分で歩んでいくことになります。

 

私がよくお伝えしている、「毎日には選択の連続です」というのもここから来ています。

 

では、社会人になってから、転職を考える場合はどうでしょうか?転職の例を見てみましょう。

 

 

 

好奇心・・・祖母のリハビリ訓練をきっかけに理学療法士の職が気になってる。

探求心・・・学校に通うことで詳しく学べるんだな。学費は?その後の就職は?

自発性・・・家族は反対するかもしれないな。納得させるためには何が必要だろう。

親切心・・・今の仕事から自分が抜けたら後輩は困るだろう。この指導はしておこう。

自尊心・・・試験は難関だ。この科目は克服しないと。この計画で勉強してみよう。

道徳心・・・今すぐにでも転職したいが、明日から登社拒否するわけにもいかないな。

価値観・・・理学療法を拒む患者さんの気持ちに寄り添いながら、自分ができる支え方をしたい!

 

 

恋愛、転職を例にしましたが、大きなことも小さなことも、その人の持つ力によって人生は変わっていきますね。  生きる上で出てくる困難を乗り越えるためには、このようにいろんな力が必要です。

 

 

7つの力が育まれる時に向けて

7つの力を育む土台となるもの

 

恋愛や転職の例の通り、7つの力には「その人らしさ」が現れます。  そこで止まらず成長が進んでいくことで、現実に起こる事柄が変わってきます。

 

木の枝がどの部分が伸び、どんな実が実るかは人によって違うということです。親であってもその木の成長の仕方を決めることはできません。

 

 

 

 

 

人はどんな時も成長していますが、それを支えてくれる「土台」が大事です。土台とは、木の根にあたります。

 

 

 

【人格が作られる土台の要素】

 

① 安定

② 肯定

③ 自律

 

 

①安定・・・人間関係、生活リズム

②肯定・・・自分が好きなものや興味があるものに価値がある

③自律・・・自分をコントロール、客観的視点

 

 

この3つが大きな根っことなり、木を支えています。

 

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子育ては親だけがするのではない。

 

この根っこ=土台は親がつくるのでしょうか?

 

ご自身を振り返ってみてください。あなた自身は誰に育てられてきたでしょうか?  おそらく親だけではないですね。

 

おじいさんおばあさんや兄弟、友人や先生など、成長する中で自分に影響を与えてくれた人は親以外にたくさんいます。

 

そして実は、親である私たちは今現在も成長中です。これを読んでくださっているのが、孫がおられるおじいさま、おばあさまでも同じく成長中です。

 

 

 

だから冒頭にあった「子どもにどんな力があれば生きやすいか?」という疑問のように答えを出せずにいます。

 

この問いは人生という木にどんな実をつけるか?という段階ですが、これは個人差が出るところであり、「私らしさ」を出していい部分です。

 

マズローの欲求階層説では、人間の欲求は5段階に分けられ、満たされると次が欲しくなると言われています。

 

 

親も成長の途中。あなたには3つの土台がありますか?

 

【人格が作られる土台の要素】

 

 

①安定・・・人間関係、生活リズム

②肯定・・・自分が好きなものや興味があるものに価値がある

③自律・・・自分をコントロール、客観的視点

 

 

親の土台をきちんと整えることはとても大事です。親自身もたくさんの人と関わり合いながら生きているからです。

 

例えば、お義母さんは子どもにとってはおばあちゃんですが、嫁姑関係がうまくいっていない場合、実である子どもの成長にも悪影響がでる場合があります。

 

また、親自身が自分を肯定するような時間・・・例えば好きな趣味を我慢しているような状態の時も、実である子どもの成長になんらかの悪影響がでる場合があります。

 

 

 

私たち親は子どもと同様に、人生の大木を育てている途中なのです。  親の生活の中にしっかりした土台がないと、木は育たず、実はつきません。

 

お伝えしたいことは次の2つ。

 

 

 

●親の土台を整える目線が子育てには必須

 

●その意識が「自分らしい子育て」を実現させる

 



育児は育自。育児を通じて自分を育てるという意識は、必ず子育てのゴールをいいものにしてくれます。

 

 

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