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【ちゃんとコントロールしたい】感情が荒れる仕組みとコントロールする方法

 

感情をコントロールできれば、仕事も家庭も、人間関係も、うまくいくのになぁ…と思ったことはありませんか?

 

「感情をコントロールする方法」をネット検索してみると。

  • 怒りを感じたら、深呼吸する
  • 感情的な時は、一旦、言動を控える
  • 爆発しそうだと思ったら、その場から離れる

 

 

私が気に入っている、精神科医kagshun先生は音声メディアVoicyの中でこんなふうに言ってました。

  • 情報と距離をおく
  • 家事・運動・パズルなんかを時間を決めて、集中する
  • 良いことを掘り下げる

 

しかし。精神論だけではどうにもできないから、悩んでるんです!そうじゃないですか?その場から離れても、怒りがおさまるどころかさらにムカムカしてくる!だから苦しいんですよね?

 

自分のために、自分を整えていきたいとき。血糖値のコントロールが役立ちます。一見すると別モンダイに思う「食べ方」と「感情コントロール」ですが、実はこの記事で解説しているようなつながりがあるんです。

 

体内の変化が起こると、感情のコントロールができる。それを知っておくことは、自分を整えることです。こういう手法は知っていれば知っているほど、いざという時役立つもの!

 

この記事で解説していきますので、できるところから取り入れてみてください。

 

 

【目次】

 

  1. なぜ感情は荒れるのか?
  2. 体は何が起きてる?気分のムラが出る仕組み
  3. 乱高下を防ぐ!血糖値コントロール方法3選

 

 

 

 

1.なぜ感情は荒れるのか?

 

感情(かんじょう)とは、ヒトなどの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと。喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖などですね。

 

ここでは特に、日常できるだけ減らしたいネガティブな感情(悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖など)を取り上げていきます。

 

感情は、自分の外で起こることに対して反応し、生まれます。そしてもう一つ大事なこと。それは「自分の中から起こる」こともある、ということ。

 

どういうことかというと、私たちの感情は、体の反応を把握して→その状態を認知して→感情が生みだされていくんですね。それは無意識に行われます。体の中の変化からも感情が生まれることもあるということです。

 

 

 

 

2.体は何が起きてる?気分のムラが出る仕組み

 

体の中に変化をもたらすことの一つに「食事」があります。多くの人は一日2~3回ほど食事をしますよね。この毎日する「食事」が体にどんな変化を起こしているのかを見てみましょう。

 

注目するのは血糖値です。

 

 

食事をすると、必ず血糖値は上がります↓  

 

 

 

その中でも急激に上がるのがGI値の高いもの。白米、うどん、パスタ、甘いものなどですね。

 

血糖値が急激に上がる時、体がどんな反応になるか?血糖値が上がる(青やじるし)時は

 ・眠気が起こる

 ・ボーッとしてくる

 ・集中力がなくなる

 ・「話きいてる?」と思われやすくなる。

 

そして次に。↓

 

 

 

 

 

急激に上がった血糖値は、インスリンが下げてくれるんですが、急激に下がると空腹を感じます。他にも、

 ・小腹がすいた感

 ・イライラしてくる

 ・我慢が利きにくくなる

 

何かちょっと食べたくなって、チョコをパクパク食べると…

 

 

 

…おそろしい血糖値スパイクの状態になります。

 

 

 

? 血糖値スパイクとは?

 

●健康診断では見つかりにくい「血糖値の異常」

●空腹時の血糖値は正常でも、食後1-2時間のうちに急激に高血糖(140mg/dl以上)となる状態

血糖値の乱高下が血管にダメージを与える。そうなると血管が高血糖によるダメージを受け、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中による突然死のリスクが高くなると考えられている。

●老若男女に関わらず危険性がある。やせ型の20代女性の5人に1人に、“血糖値スパイク”が起きているというデータあり。

 

 

スパイクとは、トゲの意。グラフのように急に上がり下がりすることが、一日に何度も繰り返される。これがよくないんですね。気分のムラが出やすくなり、脂肪も溜めがちになります。

 

 

>>血糖値の上がりやすい食べ物・上がりにくい食べ物はこちらのブログで解説しています

 

 

 

 

3.乱高下を防ぐ!血糖値コントロール方法3選

 

インスリンが出すぎて、血糖値の上がり下がりが激しくなる。その状態が長く続けば、体がインスリン慣れしてしまって血糖値が下がらない「インスリン抵抗性」を起こす場合があります。これは糖尿病の入口。病気を引き寄せるということなので、注意が必要ですね。

 

 

 

防ぐ方法を3つ紹介します。

 

方法①GI値コントロール

 

朝ごはんを見直しましょう。朝ごはん何食べてますか?

 

朝イチは血糖値は低いのですが、白米や甘いパンなど高GIのものを食べると乱高下をスタートさせてしまいます。ですので野菜や果物を中心にします。朝だけこのリゾットもおすすめです!

 

>>【7/14まで】気分のムラを抑え、体重を減らすダイエットプラン

 

実際、このアドバイスを聞いて朝ごはんを見直した方は、朝ごはんを見直して1ヶ月くらいしたときに、怒りっぽさが減っていることに気がついた!と驚かれてる方もいましたね。

 

 

 

方法②食物繊維に注目する

 

食物繊維はとっても大切な栄養素。2つに分かれます。

 

 

 

●不溶性の食物繊維

キャベツ・ゴボウ・大豆など。保水性が高く、水分を吸収すると数倍~数十倍に膨らんで、便のカサを増しながら、スムーズな排出を促す。その際、腸内の有害なもの(水銀やカドミウムなど)も吸着し、排出する。

 

●水溶性の食物繊維

やまいも、おくら、納豆などヌルヌル・ネバネバしてるもの。胃や腸で溶けたものを包み込んで、吸収を妨げたり遅らせたりする。糖の吸収を遅らせる→血糖値の急上昇を防ぐ→インスリンの過剰分泌を避ける

 

 

ヌルヌル・ネバネバの水溶性の食物繊維をまず先に食べると、血糖値をコントロールすることができます。気分のムラを抑えることにつながります。

 

水溶性の食物繊維を多く含むものは、上記にあげたものの他、海藻類・熟したフルーツもいいですね。バナナはシュガースポットが出るまで待って、おいしくいただきましょう。

 

 

 

方法③食べる順番

 

ベジタブルファーストは聞いたことがありますよね?ファーストだけでなく、今日からラストも意識してみてください。

 

 

 ベジタブルファースト&ラストカーボ(糖質)

 

カーボとは「糖質」。この順で食べる事で糖の吸収を遅らせ、血糖値が急に上がるのを防ぎ、インスリンの出すぎを防ぎます。

 

 

血糖値の上がり具合を示した表をご覧ください。めざすは青線↓

 

 

ちなみに。ベジタブルファーストが、どのくらい食べればいいのかというと…ボウル1杯の野菜!小鉢に少し、だけでは足りないかもしれません。

 

できることから頑張って!コツコツ健康美をつくりましょう。

 

 

>>【7/14まで】気分のムラを抑え、体重を減らすダイエットプラン

 

 

 

 

 

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。

 

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