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リンパマッサージを受けたい。でも恥ずかしい…抵抗がなくなる3つの方法

 

こんにちは。親子でいけるリラクゼーションサロン「リンパケアサロンおててつないで」を運営しております、保育士セラピストmayaです。

 

「リンパマッサージは受けたいけど、服を脱ぐのが恥ずかしい」こんな風に考えて、体はつらいのにケアを諦めてしまっていませんか?

 

サロンへお越しくださった方には必要に応じて、「気にしないでください」という趣旨のことをお話しすることがあります。

 

私に限らず整体やトリートメントを行う施術者は、これまでに何人もの体を見て、診てきています。障害などを除き、手も足も首もついているものはみんな一緒。毛は生えるものだし、お腹が鳴ったりイビキをかいたり、太ったり下がったりするのも、人間ですから当たり前!

 

恥ずかしがることなんて何一つ必要ありません。

 

私は根がズボラなので(汗)、処理しておられると生えかけだろうがなんだろうが、そこへ意識が向いておられることがすばらしいとさえ思います。

 

ですが、そうは言っても恥ずかしい気持ちは残るものですよね。「気にならなくなる方法があれば知りたいな」と思う方へ、私なりのアドバイスを書こうと思います。

 

セラピスト歴16年、延べ人数7,500名のお客様に触れてきました。初めは恥ずかしいけど、最後にはスッキリした顔で「気持ち良かった」「来てよかった」と自然と言えるようになったお客様をたくさん見てきました。

 

そんな私が、日頃考えていることを書きます。

  

 

 

【本記事の内容】

 

 

恥ずかしい気持ちは消すより「癒す」

脱ぐのに抵抗がなくなる3つの方法

セラピストが施術中に考えていること

 

 

知っているから待てる。

知っているから許せる。

知っているからできる。

 

正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。

 

3人育児&親子で行ける、託児つきリラクゼーションサロン「おててつないで」を運営中★

  

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恥ずかしい気持ちは消すより「癒す」

 

そもそも、なぜ恥ずかしい気持ちなるのでしょう。自分の体がこうだから、という表面的なことのさらに奥があるのかもしれません。

 

もしかしたらこれまでの人生の中で、自分の内面を見せることで嫌な思いをしたことがあるのかもしれません。体は心の積み重ねた結果でもありますから、気持ちの表れとして体が固まることもあると思います。

 

そう感じる自分もあなたの一部。それを癒してあげてもいいのではないでしょうか?

 

体をメンテナンスすることは、そういう意味でも自分を労わる・自分を大切にする時間です。

 

 

 

 

 

 

脱ぐのに抵抗がなくなる3つの方法

 

リンパマッサージはオイルを肌に塗って、滑らせながら行うため、肌を出していただく必要があります。肌を出すことに抵抗を感じる方に試してみていただきたい方法を3つ紹介します。

 

 

1, 分解してみる

 

比較的OKな部位だけをオイル施術してもらい、肌を出すことに抵抗がある部分は、衣服の上から、もしくはタオルを掛けて施術してもらいます。当サロンはそういったご要望には細かくお応えしていますが、希望をどこまで受けてくれるかはサロンによって違いがあるので、事前に確認がいります。

 

「背中ならOK。だけど太ももはいや」等、出してもいいところだけオイルでの施術を注文してみます。

 

 

2, 感覚に集中する

 

恥ずかしい気持ちは、服を着ていない自分を俯瞰しすぎていることもあります。「自分は何やってるんだろう」「何を思われてるだろう?」と考え過ぎていませんか?

 

自分の肌に優しく触れてもらうことは、五感の中でも最も原始的な感覚とも言われています。本来気持ちの良いことなんですね。ですが感覚が鈍っていると、触覚に集中するのに時間がかかることもあります。

 

触れられる感覚に意識を向けてみましょう。香りを感じるのもいいですね。細切れでもいいのです、少しずつ少しずつ、氷が溶けていくイメージです。

 

 

 

3, 開き直る

 

とあるお客様がリンパマッサージを「丁寧に扱ってもらって、女王様気分!」と表現してくれました。ホントその通りなんです。

 

オイルを使ったトリートメントは、大きくゆったり流される感覚や、ピンポイントに刺激を受けたり、リズミカルな動きに皮膚が和らいだり、いろんな刺激があります。自分中心に扱ってもらう心地良さを感じる時間でもあるのです。

 

恥ずかしさは意識的に手放して、「お休み中の女王様気分」を味わってみます。

 

 

 

 

肌を出すことに抵抗を感じる時の対策を3つご紹介しました。でも、、、それでも恥ずかしい方もいます。私は、その気持ちを無くそうと考えすぎるのは逆効果だと思います。

 

「では何ならできるか?」と探してみましょう。考えた結果、知らない相手の前で服を脱ぐのがイヤなら、初回は脱がずにすむメニューで、先ほど紹介した2,感覚に集中することを体感するのもいいかも。一度でも会ったことのある施術者なら、二回目は抵抗が少なくなるかもしれません。

 

「疲れが続いているな」「イマイチ調子がよくないんだけどな」こういう状態を放っておくことのほうが、いけません。リンパマッサージに興味が向いたという体のサインを、見逃してはいけないのです!

 

 

 

ところでリンパマッサージ中、施術する人が何を考えているか、気になりませんか?次のパートでは、施術者がどんなことを考えているか...私、保育士セラピストmayaの場合を紹介します。

 

 

セラピストが施術中に考えていること

 

隠さずに言うと、いろんなことを考えています。でもそれが時間の経過と共に、少しずつ変化していきます。

 

やがて「考える」から「感じる」に変化します。何を感じるのかというと、相手の毒となる感情。話し言葉だけではありません。

 

無言の時でも感じます。それは触れていると存在感を感じます。「へ?意味がわからなくなってきた」と思うかもしれませんが、まぁ聞いてください(笑)

 

昔、中村天風という人がいたんです。昭和の政治で活躍した人なんですが、思想家であり、実業家であり、日本初のヨガ行者でもあった人物です。その人が明言を残しています。

 

 

「わしも怒るさ。

怒らないなんて

誰にもできん。

 

でもな、

怒ったら、すぐに捨てるようにしてるのさ。」

 

 

この言葉を知ったのは、私の子どもが2人になったときで、忙しいばかりなのに何もわかってくれない(ように見える)夫に、怒りを感じまくっていた時。

 

「おお、そうか!捨てちゃえばいいのか!」って思ったら、なんだか頭の中がスッキリしてきたんですよね。

 

 

 

感情というのは大切な機能ではあるのですが、それをずっと溜めて、自分の体の中に縛ったまま置いておくと、体に悪さをし始めます。いい感情も悪い感情も今感じているものは、そのうち過去のものになります。

 

怒りや恐れなどの、囚われたくない感情。それは体の中に在り続けると、やがて腐敗します。溜め込めば溜め込むほど腐敗し、毒になる。血液循環やリンパ循環に乗って、体に悪さをし始める。

 

「感じる」というのは数値化が難しいので、放っておくとどんどん鈍くなるのです。未病の原因は、いつからなのかわからないですが、確実にいつからか、体のどこかで発生しているのです。

 

セラピストたるもの、それを放っておくわけにはいきません。私は、さっさと捨てるお手伝いをしています。

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。普段わたしがトリートメント中に考えていることを、記してみました。

 

手や足、頭。ついてるものはみんな一緒なのですが、人間は必ず違いがあって、お客様に会うたびに教えてもらっている気がします。そういう環境に、ホント感謝しています。

 

あなたの一日が、今日も明日もよいものでありますように。

 

 

 

 

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