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冷えが気になる季節になりました。サロンでリンパマッサージをしていても、足先や手先が温まりにくい方が増えています。
自分の中から温まれるといいことがいっぱいです。全身を温めるとどんな自分になれるのでしょうか。
ワクワクしながら見てみましょう!
本記事の内容
- 温まりにくいのにはわけがある
- 快適な生活のための重要なキーワード
- ○○を味方につけて体調を保とう
温まりにくいのにはわけがある
あなたは自分の体温を知ってますか?そして足先は何℃あるでしょうか?
理想は36.5℃以上。(女性は月経による波があるので低温期には36℃前半くらい)
しかし普段から低体温で35℃台という方も少なくありません。冷え症の人の手足はというと、脇の下で測る体温より10℃以上低いことが多く、ひどい場合には10℃台ということもあります。

冷えは体の不調サイン。痛みやかゆみ、だるさなども不調サインの一つです。免疫機能が下がっています。
免疫はじわじわ弱まります。気づけるのは結局自分自身だけなんです。
冷えと免疫の関係
血の巡りがわるい=血管が緩み過ぎている、または血管が縮み過ぎています。
どちらにしても血の巡りが悪いことはガンをはじめあらゆる病気を引き寄せます。私たちの体は37兆個もの細胞の集まりですが、酸素と栄養が行き渡らないと死んでしまいます。
死ぬといっても即死ではありません。ジワジワ弱っていって、やがて立てなくなって、息をするのも苦しくなって・・・そういう死に方です。
ゆっくり進むから本人は気づきません。そんな風にジワジワと細胞が弱っている間は『免疫が落ちている状態』と言われます。

具体的には、体を守る白血球の働きが悪くなります。
白血球の働きが悪い血液は、病原菌やウイルスに負けて侵入させてしまったり、反対に敏感になりすぎてわずかな原因にも「アレルギー」で体が大きく反応してしまったりします。
つまり風邪を引くのも、肌荒れを起こすのも、胃潰瘍も、ガンも虫垂炎も、白血球がジワジワ弱っているからなんです。
食べ物でも血行不良になる
また冷えを感じていなくてもパスタやラーメンなど高カロリーの麺類や甘いパンやお菓子、アルコール、外食や加工品をよく食べる方も同じく注意が必要です。
血栓の多いドロドロした血になり、流れにくくなるので血の巡りを悪くする原因の一つになります。
水の流れているホースをギュッと指でつまむと水圧が高くなりますよね。それが血管内で起こると、血の中の小さな成分が血管の壁を傷つけてしまい、血栓ができやすくなります。
血栓なんて気にするような高齢でもないし、と好きなものを欲のままに食すことは実は危ないのです。

免疫が下がっているサイン
- 老ける
- 季節の変わり目に風邪をひく
- 集中がとぎれやすい
- 睡眠不足
- 胃腸トラブル(便秘や下痢)
- 冷えがある
- 痛みがある
- かゆみがある
- 不快感がある(コリ、だるさ、動きにくさ、過敏、乾燥) など
快適な生活のための重要なキーワード
重要なのは自律神経のバランスです。
自律神経は血管を緩めたり縮めたりして血の巡りがよくなるようにコントロールしてくれています。つまり自律神経の働きが弱い=血の巡りが悪いということ。
さらに白血球の内容もコントロールしています。

実は白血球にはいろんな種類があるんですね。例えば「病原菌が来たとき」用の白血球があり、「傷ができたとき」用の白血球があり、「アレルギー反応を起こす」用の白血球があります。
それらを増やしたり減らしたりする指令も自律神経が担っています。
>>Point
冷えていると、免疫は下がっている。
温まっていると、免疫は上がっている。
それを決めるのは、自律神経である。
自律神経の調子がよいと、体調もよいのです。
自律神経がいい状態の例
- よく眠れる
- 快腸(よい便が定期的に出る)
- 若々しい
- 集中力を出せる
- 笑顔で努力できる
- ストレス耐性がある
- 傷の治りが早い
- 不妊を防ぐ
- 妊娠中の妊娠悪阻や妊娠中毒症を防ぐ
- アレルギー疾患の改善
若々しいという項目もありますが、外見だけでなく心の面のことでもあります。例えば、何にでも好奇心を示せることや、楽しむ心、ワクワクする気持ちなどですね。
この方々は2020年で60歳なんですって!若々しい!(`・ω・´)
氷室京介
真田広之
佐藤浩市(とても好き)
黒木瞳
浅野ゆう子
美保純
身の回りにも「実年齢より若く見える人」いますよね。目指しましょう!

自律神経を味方につけて体調を保とう
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスを臨機応変に変えながら働き続けています。
レベルが悪くなると、病気や未病にかかりやすくなります。こちらの表をごらんください。

①もっとも心身の状態がよく、普段の力が発揮できます
②体のあちこちに不調が現れ、病気や未病にかかります
③うつ病の傾向にあります
④疲れやすく、やる気も起きにくい。健康状態は良くもないが悪くもない。
自律神経でもっとも大切なのは交感神経と副交感神経のバランスです。このバランスは主に副交感神経が上下することでとられています。
副交感神経レベルは加齢で下がっていきます。他にも食事のしかたや運動のしかた、睡眠時間や疲労度、精神状態や環境の変化で副交感神経レベルは下がってしまいます。
医療機関では丁寧に語られない
心身の病気とも関わりがとても深い自律神経ですが、その重要性はお医者さんの間でもまだまだ知られていないのが実情です。
それほどに解明が難しく、研究を進めている医師は日本ではまだ少ないようです。
でも私自身はとても興味がある分野です。また15年のセラピスト経験の中でアスリートやプロのパフォーマーを含む様々な生き方を見る中で、自律神経コントロールは『人生を左右する大きな着眼点』だと感じています。
自律神経に興味がある方は、こちらもぜひ参考になさってください。自律神経を研究されているおすすめのお医者さんです。
体調を整えるというのはつまり、自律神経をコントロールするということです。
次のようになりたいときは自律神経レベルを高めましょう。
体調が悪いとき
- 老ける
- 季節の変わり目に風邪をひく
- 集中がとぎれやすい
- 睡眠不足
- 胃腸トラブル(便秘や下痢)
- 冷えがある
- 痛みがある
- かゆみがある
- 不快感がある(コリ、だるさ、動きにくさ、過敏、乾燥) など
体調を良くしたいとき
- しっかり眠りたい
- 胃腸を整える(よい便が定期的に出る)
- 若々しさをまとう
- 集中力を出す
- 笑顔で努力したい
- ストレス耐性を高めたい
- 傷の治りをよくしたい
- 不妊治療中
- 妊娠中の妊娠悪阻や妊娠中毒症を防ぐ
- アレルギー疾患の改善
自律神経に気を遣うだけで、こんなにいいことがどんどん起こるのです。
あなたの体は本来そういう力を持っているのですが、冷えたり痛んだり重く感じさせることによって「今はうまく機能していないよ!」と教えてくれているのです。
改善のカギは『副交感神経レベルを上げること』にあります。
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